SLATANIC SLAUGHTER

- ANTI CHRIST / DISSECTION
- BLACK MAGIC / HYPOCRISY
- CRYONICS / MERCILESS
- CAPTER OF SIN / AT THE GATES
- ALTER OF SACRIFICE / INVOCATOR
- JESUS SAVES / ENSLAVED
- CRIMINALLY INSANE / EDGE OF SANITY
- POST MORTEM / SEANCE
- SOUTH OF HEAVEN / CEMETARY
- MANDATORY SUICIDE / CROWN OF THORNS
- SPILL THE BLOOD / GROPE
SLAYERのトリビュートアルバム第1弾!
知名度・実力のあるバンドとそうでないバンドが参加し(名前を知らないのはGROPEぐらいか)、
SLAYERの代表曲をカヴァーしている好企画盤で、
全てとは言わないが、それぞれのバンドの個性が発揮されていて、とても興味深く聴くことが出来る。
あえて名前は出さないが、酷い演奏・アレンジをする愚かなバンドもいて、
そのようなクソバンドは、現在ではもはや存在していたことすら忘れ去られていることだろう。
一方、DISSECTION、AT THE GATESは流石と言うべき完成度で、
オリジナルに忠実だがバンドの持ち味を違和感無く融合し、
楽曲に新たな魅力を持たせる事に成功した好例というべき作品に仕上げている。
良い意味で驚いたのは、MERCILESSで、名前は知っていたが、
オリジナルアルバムは未聴で、正直言って全く期待していなかったのだが、
演奏・ヴォーカル共に、これが実に格好良
く、
上記の2バンドに負けず劣らずの出来栄えだった。
SLATANIC SLAUGHTER II

- DIE BY THE SWORD / NECROPHOBIC
- CHEMICAL WARFARE / LUCIFERION
- HELL AWAITS / CRADLE OF FILTH
- PRAISE OF DEATH / SINISTER
- NECROPHILIAC / BENEDICTION
- ANGEL OF DEATH / LIERS IN WAIT
- EPIDEMIC / COFFIN MAN
- RAINING BLOOD / MALEVOLENT CREATION
- SILENT SCREAM / VADER
- READ BETWEEN THE LIES / ANATHEMA
- DEAD SKIN MASK / UNANIMATED
- SEASONS IN THE ABYSS / DISAFFECTED
SLAYERのトリビュートアルバム第2弾!
今回の参加バンドは第1弾よりもややマニアックなバンドが目立っている。
CRADLE OF FILTH、VADERといった有名なバンドもいるが、
何しろ今回はANATHEMAが参加しているので、期待が高まる。
ANATHEMAはSLAYERとは縁のない方向性を持ったバンドという認識でいるので、
非常に興味があるが、どちらかといえば不安のほうが大きく、
「SOUTH OF
HEAVEN」に収録されている楽曲を選択している点も不安を増強させてくれるが、
これが意外にも合っていて、お得意の(?)バタバタしたドラムが良く聴こえるから不思議だ。
そして、あの超名曲「ANGEL OF DEATH」を選曲した恐れを知らない大胆なバンド、LIERS
IN WAIT。
ハッキリ言って彼等の事は全く知らず、バンド名を目にしたのも初めてで、
無惨な結果を予想したのだが、こちらは予想通りの酷いアレンジによって、
見事に破壊してくれた。(Cryptopsyの1stの様な
音)
CRADLE OF FILTH、VADERは、それぞれの持ち味が発揮されており、
彼等のファン以外の人にもお勧めできる仕上りになっている。
in the name of satan

- WITCHING HOUR / KREATOR
- WELCOME TO HELL / ANATHEMA
- IN LEAGUE WITH SATAN / VOI-VOD
- DIE HARD / NUCLEAR ASSAULT
- PRIME EVIL / SKYCLAD
- 1000 DAYS IN SODOM / SODOM
- COUNTESS BATHORY / ex-CANDLEMASS
- IN NOMINE SATANAS / PARADISE LOST
- WARHEAD (THE PRODUCER'S MIX) / VENOM
- HOLY MAN / VENOM
VENOMのトリビュートアルバムだが、何故か本人達も参加し(決して悪い事ではない)、
新曲も収録されている珍しい形態のアルバムで、
VENOMと言えば真っ先に思い出すドラマー、アバドンは様々なバンドに乱入し、
相変わらずドタバタしたプレイを聴かせてくれるなど、
トリビュートアルバムとしては趣が少し異なっているが、
各バンドの演奏や音質を含め、オリジナル以上の出来栄え(当然?)になっている。
オリジナルはあれで格好良かったし、今さら文句を言う気など毛頭無いのだけれど、
こんなにも印象が違うものになるもんだと感心してしまう程で、
1曲目の「WITCHING HOUR」のスピード感は、オリジナルには無かったもので、
きちんと演奏されるとこうなると言うお手本の様な仕上りだ。
(オリジナルは、演奏がグチャクチャバラバラで何が何だかわからなかった)
ANATHEMAは、ヴォーカルが前任者のダーレン・J・ホワイトで、
このトリビュートアルバムが発売されたのが1994年なので、仕方が無い(?)。
面白かったのは、SKYCLAD。
彼等が選曲した「PRIME EVIL」は、1989年発売の「PRIME EVIL」に収録されている。
彼等の持ち味になっているヴァイオリンを巧みに使い、
この楽曲のオリジナルがVENOMだとは到底思えない程メロディアスだ。
(オリジナルもクロノスが脱退していて、随分とメロディアスにはなっていたが・・・)
SODOMは彼等らしい硬派なアレンジで安心して聴ける(ドラムはアバドン)のだが、
PARADISE LOSTは、アバドンが何故かガタガタで、
おいおいと思わずツッコミを入れたくなる。
ラスト2曲はVENOMだが、デジタルっぽい質感(?)で覆われており、
VENOMらしさというか、往年の凄みは微塵も無い出来で、ガッカリしたのと同時に、
1st、2ndの頃の全盛期が如何に凄かったかを再認識した。