JESUS KILLING MACHINE / VOODOOCULT

このアルバム発表当時、最も好きなバンドだったKREATORのミレ・ペトロッツァと
SLAYERのデイブ・ロンバードが参加していることを知り、購入した。
その他にDEATHのチャック・シュルディナーや元DESPAIRのウォルデマー・ソリクタ等、
スラッシュメタルバンドから卓越した技術を持つプレイヤーが名を連ねており、
名前を聞いただけでもこれは凄いアルバムだと直感した。
そして、このアルバムに参加していたウォルデマー・ソリクタとデイブ・ロンバードは、
後にGRIP INC.を結成することになり、
このプロジェクトはその後のスラッシュメタルシーンにも貢献する結果となった。

歴史的な価値もあり、何より優れた技術を持つミュージシャンの集まりであるから、
演奏は完璧で、安心して聴く事が出来る。
サウンド自体は、スラッシュメタルをベースにしているが、
サンプリングを用いており、一風変わった曲もある。

ギター・リフは非常に格好良くそれだけでも魅力だが、
参加ミュージシャンの一部が
曲を提供しており、その人の作曲の癖が出ている点が面白い。
例えば、ミレ・ペトロッツァが作曲した「Blood Surfer City」は、
KREATORの「RENEWAL」に収録されていた曲のようにシンプルなリフで作られており、
一回聴いただけで彼が作ったものだと分かるほどだ。
正直言って、初めはこのアルバムを好きではなかったが、
サンプリングに抵抗が無くなった今、非常に好きなアルバムになっている。