IN THE SIGN OF EVIL / SODOM

5曲入りのデビュー・ミニアルバム。断言します。このアルバムはゴミです。
現在は手元にありません。売りました。 

 

OBSESSED BY CRUELTY / SODOM

ゴミの後に発表されたフルレンス・アルバム。
基本的に前と方向性などは変わらないが、
まだ、ゴミと本作のどちらか1枚選ばなければならないなら、こっちを選ぶ。
明らかにVENOMの影響を受けているサウンドだが、幼稚で退屈なアルバムなのは確かだ。

 

Expurse Of Sodomy / SODOM

上記の悪夢のようなサウンドから解放された3曲入りミニ・アルバム。
本作がデビュー作だったら良かったのに・・・・
本作からフランク・ブラックファイアー(後にKREATORに加入したが、
現在はそのKREATORから脱退してしまい、動向は不明)が参加している。
偶然なのかも知れないが、SODOMやKREATORは、
フランクが加入後初のアルバムでサウンドや方向性が大きく変わっているので、
フランクは、バンドに大きな変化をもたらすギタリストなのかも知れない。
本作はVENOMの物真似から脱却し、独自のサウンドに移行する正に分岐点となるアルバムである。

 

PERSECUTION MANIA / SODOM

「Expurse Of Sodomy」の方向性をさらに洗練・追求したアルバムで、
購入するなら本作以後のアルバムをお勧めしたい。
MOTORHEADのカヴァー「IRON FIST」を収録するなど今までとは明らかに違い、
「IN THE SIGN OF EVIL」に入っていた「OUTBREAK OF EVIL」の再収録ヴァージョンも、
他の楽曲と違和感無く聴くことが出来て、バンドが成長した事を証明している。

 

AGENT ORANGE / SODOM

スラッシュメタル史上に残る名盤で、
ベトナム戦争を題材にしたコンセプトアルバムになっており、
 「このアルバムを、無意味な戦争を仕掛けた侵略者のために死んだ、全ての兵士と一般人に捧げる」
というメッセージがインナーに書かれている。
「AGENT ORANGE」とは、枯葉剤と呼ばれているもので、ベトナム戦争の悲劇の象徴でもある。
残虐な内容の歌詞で、戦争を称賛するように感じる人もいるだろうが、
あえて歌詞を過激にして、戦争の悲惨さ・無意味さを訴えている。

当然の事だが楽曲もスピーディーで激しいものだが、曲に起伏を持たせる事によって、
一層魅力と深みが増している。

本作の発表で、DESTRUCTION、KREATORと同等のドイツを代表する
スラッシュメタルバンドに位置付けされるようになった。
このアルバムのラストにTANKのカヴァー「Don't Walk Away」が収録されているが、
音質も含め、オリジナルより出来が良く、まるでオリジナル曲のように聴く事が出来る。

 
BETTER OFF DEAD / SODOM


前作「AGENT ORANGE」は名盤であり、非常に魅力のあるアルバムなのは間違い無いが、
私はSODOMの全作品の中で本作を超えるアルバムはないと思っている程、
楽曲の完成度が非常に高く、無駄な部分が殆ど無い。
ギタリストがフランク・ブラックファイアーから、マイケル・ホフマンに交代したのだが、
そのプレイは楽曲によっては非常に速く細かく弾き、ある曲ではラフに弾いたりと、
とてもテクニカルで、本作に多大な貢献をしている。素晴らしい!
また、本作には既にお馴染みとなったTANKとTHIN LIZZYのカヴァーが入っているが、
どちらも素晴らしい出来栄えで、特にTANKの名曲「TURN YOUR HEAD AROUND」は、
オリジナルが演奏・音質共に劣悪だった為に余り好きではなかったのだが、
本作を聴いてとても気に入ってしまった。
純粋なスラッシュメタルアルバムでは無くなったと思うのだが、
音楽として確実に成長しており、スピーディーな楽曲は相変わらず格好良く、
SODOMファンなら手放せないアルバムである。

 

THE SAW IS THE LAW + AUSGEBOMBT / SODOM

2つのシングルを1つにまとめたCDで、「BETTER OFF DEAD」収録曲の他に、
「THE SAW IS THE LAW」のリミックス・ヴァージョンと、
「AUSGEBOMBT」のドイツ語ヴァージョン、
そしてカヴァー曲
(勉強不足のため、誰の曲なのか不明)で構成されている。

「AUSGEBOMBT」のドイツ語ヴァージョンは、聴く価値があるかも?
普段、ドイツ語など聞く機会がないので新鮮な感じがしたが、
やっぱり英語の方が聴きやすく、一度聴いたら繰り返し聴くような代物では無いように感じた。

 

TAPPING THE VEIN / SODOM

前作「BETTER OFF DEAD」とは異なり、
凄まじいエネルギーをそのまま曲にしたような爆裂スラッシュメタルアルバムで、
かなり強引に疾走し、その破壊力は絶大だ。
再びギタリストが交代したのが影響しているのは明白で、
じっくりと聴ける音楽では無くなった・・・
欲求不満の時に聴くと効果大。ストレス解消にはもってこいのアルバムだ。

 

ABER BITTE MIT SAHNE / SODOM

今度はドラマーが代わってそのお披露目4曲入りミニ・アルバム。
1曲目「ABER BITTE MIT SAHNE」は、ドイツでは有名なポップ・ソングらしいが、
これがとても面白く、変なコーラスに思わず笑みを浮かべてしまう。
それ以外の曲は、爆走スラッシュなのでこの後のアルバムではこういう曲が
収録されるのでは?と容易に推測できる。
ラストは、「TAPPING THE VEIN」収録曲の93年ヴァージョン。
93年か。こうしてレビューを書いていると自分がかなり年を取ったような気がする・・・・・

 

GET WHAT YOU DESERVE / SODOM

「ABER BITTE MIT SAHNE」の所で触れなかったのでここで書くが、
ドラマーは、元LIVING DEATHアトミック・シュタイフ。
こんなにドラム上手かったかな?と思うほど素晴らしいプレイを聴かせてくれる。
殆どが2〜3分台のコンパクトな曲なので、あっという間に駆け抜けていく。
しかも、曲がとてもかっこいいので、ゆっくりな曲でも爽快だ。
特にお気に入りは4曲目の「DELIGHT IN SLAYING」。
ドラムを自在に操るアトミックは、もっと注目されるべき人なのでは?


*SODOMの作品はこれ以後も発表されているが、未だに
未聴なので、機会があったら聴いてみようと思っています。
あと、かなり前に発表されているライブ盤も。*