YOUTHANASIA / MEGADETH

ずぅーっと聴かず嫌いだったMEGADETHだったが、本作を聴いて素晴らしいバンドだと思った。
嫌いだった理由は本当に些細な事だが、
スラッシュ漬けだった頃に一度も聴かなかったことに今更ながら後悔した。

94年発表のアルバムだが、随分後になって初めて聴いた私にとって、
そのサウンドはとても新鮮だった。

デイブ・ムステインの繊細だが力強いヴォーカル、
高品質な楽曲に漂う物悲しさが非常に心地よく、
暗くなり過ぎない歌詞も好感が持てる。
最後まで聴いても全然疲れない。勿論捨て曲など存在しない。
本作を聴いた後、ゴシックメタルバンドのアルバムを聴きたくなるのはなぜだろうか?

 

CRYPTIC WRITINGS + LIVE TRAX U / MEGADETH

「CRYPTIC WRITINGS」と、ライブとリミックス曲で構成されている
「LIVE TRAX U」の2枚組のCD。

「CRYPTIC WRITINGS」は、前作「YOUTHANASIA」とほぼ同じ方向性を持ったサウンドだが、
低域がやや軽いような印象を受けた。が、楽曲の質は更に向上していると断言していいと思う。
オープニングを飾る1曲目「TRUST」から最後まで緊張感が持続し、
攻撃的ながらどこか物悲しく、HMだがHMっぽくない(?)MEGADETH流のHMが展開されている。
5曲目「THE DISINTEGRATORS」とラスト「FFF」は、
前者はパワーメタル風で、後者はハードコア風の曲の多少速い曲。
「THE DISINTEGRATORS」は、スラッシュメタル好きの人なら気に入るだろう(私も好きだ)が、
「FFF」は、ちょっと・・・・ねぇ。
「LIVE TRAX U」は原曲を知らない曲もあるのでオリジナルとの比較はできないが、
さすがにベテランだけあって、演奏は非常に安定しているし、
音質もかなり良好な方ではないだろうか?
リミックス曲は「CRYPTIC WRITINGS」に収録されている「ALMOST HONEST」。
オリジナルが気に入っている人は聴かない方が良いと思う。