THE HAUNTED / THE HAUNTED
元AT THE GATEのメンバー3人にMARY BEATS
JANEのペーター・ドルヴィンと、
SEANCEというバンドのギタリスト、パトリック・ヤンセンの5人組。
AT THE
GATESファンなら期待しない訳にもいかないが、ここで聴かれるのは、
純粋な現代のスラッシュメタルで、スラッシュメタルファンは勿論、
SLAYERの新作にお嘆きの方にも是非聴いていただきたいアルバムだっ
た。
私はスラッシュメタルに求める第一条件のスピードは文句無く、
リフの鋭さも一級品だし、何しろリズム隊が元AT THE
GATESだけあって非常に安定しているし、
音質も良いが、唯一の欠点は楽曲に変化が乏しいことだろうか。
個人的には攻撃性だけではなく、AT THE
GATESのように叙情的な部分を導入して
楽曲にメリハリが欲しいと思うが、バンド名を変えて再出発したのだから無
理もないとも思う。
だが、確実にAT THE
GATESの意志のようなものを引き継いでいるバンドであることは確かで、
決して落胆する事はないだろうが、AT THE
GATESの復活は限りなくゼロに近いことが分かり、
少し悲しい気持ちになったのが本心だ。
THE HAUNTED
には是非とも頑張って欲しい。今後に期待!
THE HAUNTED MADE ME DO IT / THE HAUNTED
ペーター・ドルヴィン(Vo)とエイドリアン(ds)が脱退してしまい、
元FACE DOWNのマルコ・アロというシンガーと、
ARTIRELLY等で活躍したペルー・モラー・ヤンセンが加入した本作は、
前作と方向性はほぼ同じながら楽曲の幅が広がったおかげで単調さが無くなり、
メロディアスなパートも増え、楽曲自体の魅力が増しているのだが、
新加入のマルコ・アロの声質は、好みがハッキリと分かれるであろう。
良く言えば、元AT THE GATESのトマス・リンドベルグ似なのだが、
説得力に欠け、雑な印象を受ける。迫力はあるのだが・・・・
ドラムのペルー・モラー・ヤンセンは、小技を屈指した巧みなドラミングを聴かせてくれ、
前任者も好きだったが、こちらの方がこのバンドに適しているように感じた。
THE HAUNTED
には是非とも頑張って欲しい。今後に期待!(2回目)