Skydancer / DARK TRANQUILLITY
記念すべき1stアルバム。
本作ではIN FLAMESのアンダース・フリーデンがヴォーカルを担当しているが、
ハッキリ言って、楽曲そのものをブチ壊している。
更に全体的に音が軽く、良く言えばクリアー。悪く言えば、迫力不足だが、
メロディーセンスの良さが光っていた事を再認識出来、
ベース・プレイもメロディーを奏でていて、
DARK
TRANQUILLITYとしての個性が既に形成されていたのには、驚いた。
この手のバンドでは珍しく女性ヴォーカルも登場し、
THEATRE OF
TRAGEDYっぽい(こちらの方が先だが・・・)香りもする楽曲もある。
Of chaos and eternal night / DARK
TRANQUILLITY
ヴォーカルにアンダース・フリーデンから、
ミカエル・スタンネ(ギターから転向)に交代し、製作されたミニ・アルバム。
この交代があったからこそ、次作の名盤「The Gallery」が存在する訳で、
本作はある意味でこのバンドの飛躍の立役者的な作品なのかも知れない。
前作の欠点であった音質は改善されており、若干録音レベルが低いが良好で、
メロディーの質と共に攻撃性がアップしている。
ミカエルの歌い方が格好良く、掴み掛かるような迫力があり、
楽曲の魅力を増す役割を果たしている。
アルバムタイトル曲「Of chaos and eternal night」は、必聴!
The Gallery / DARK TRANQUILLITY
誰が何と言おうがメロディック・デスメタル史上に残る傑作である!
叙情的で美しく哀しいメロディーを連発させる2本のギターと、
激しく疾走するサウンドが絶妙に絡んで心に突き刺さる、暴力的ながら美しく、
時に切ない気持ちにさせる、メロディック・デスメタルの魅力を凝縮させたアルバムで、
他のバンドには見られないベーシストの素晴らしい活躍も評価に値し、
ベース・ラインを追って聴くだけで、楽曲の印象が随分と違ってくるから不思議だ。
曲の終わりが突然やってくるのと、少々凝り気味の楽曲が少し残念だが、
「Punish
my heaven」、「Edenspring」は超名曲で、この2曲だけで十分過ぎる程強力だ。
IN FLAMESの超名曲「Stand Ablaze」とはアプローチが異なり、
非常に暴力的で疾走感を撒き散らしながら、印象的なメロディーを2本のギターが奏で、
ギター・ソロでとどめを刺すタイプ(?)で、
メロディーとデスメタル本来のパワーや攻撃性をバランス良く兼ね備えた楽曲に仕上っている。
メロディック・デスメタルファン必須アルバムであることは間違いないっ!!
The Mind's I / DARK
TRANQUILLITY
前作「The Gallery」の延長線上のサウンドだが、メロディーの質が少し低下したものの、
叙情的なメロディーが豊富にあり、曲の完成度は高いのだが、前作は凄すぎた。
本作は前作よりドラム等のリズムがシャープになり、
曲も幾分ストレートになったことで心地よい疾走感も楽しめるが、
前作の特徴の一つでもあったベースのプレイが、
他のバンドと同じ様になってしまったのが非常に残念。
この辺は次作に期待したい・・・・・
国内盤ボーナス・トラックとして先行シングル「ENTER SUICIDAL
ANGELS」が収録されている。