既にレビュー済みだと思っていたが、まだだったので急遽レビューした。
このアルバムを忘れるなんて、ちょっとボケたかなぁー。
セカンドアルバムも非常に格好良いが、それはこのアルバムがあったおかげだ。
何しろ、1曲目の「BLACK HORIZONS」で虜になり、
2曲目の「THE SOMBERLAIN」で、トドメを刺される。両曲共、名曲である。
他の曲も素晴らしいが、この2曲だけでも、DISSECTIONの魅力は十分伝わる筈。
演奏は少し雑だが、音質はセカンドアルバムよりいいと思うし、
演奏の荒々しさは、逆に良い効果をもたらしていると思う。
メロディック・ブラックメタルの元祖的存在なだけに、完成度は申し分ない。
Storm of the Light's bane / DISSECTION
デビューアルバム同様、ブラックメタル独特のギターノイズと、
ドラムの連打、叙情的なメロディーと泣きまくるリフが絶妙に混ざり合うス
タイルは、
強烈な個性と最大の武器になっている。まさに脱帽と言った感じだ!
しかも、ヴォーカルの吐き捨て声がこのサウンドに完璧に合っていて、
インスト以外の曲の殆どが5分以上の大作にも拘らず、ダレることなく聴く事が出来る。
特に2曲目「Night's Blood」の中間部は、胸を締め付けられる程、
切ないメロディーを醸し出しており、絶品に値する。
4曲目「Where dead angels lie」は、DISSECTION流バラード(?)だが、
暗く悲しいメロディーで溢れていて、素晴らしい曲だ。
メロディック・ブラックメタルを愛聴する人にとって、
本作は絶対避けて通る事が出来ない程、
高い完成度のアルバムである。
THE PAST IS ALIVE (The Early Mischief) / DISSECTION
1st「The
Somberlain」以前の音源集というか、デモや未発表曲を集めた作品。
DISSECTIONのサウンドを愛するマニアにとって嬉しい音源であることには違いないが、
無理をして買うほどの価値があるとは到底思えない出来だった。
さほど期待はしていなかったので損をしたとは思わないが、
DISSECTIONの演奏力・楽曲の構成力が、
徐々にレベルアップしていく過程が分かったような気がした。
1st収録曲のデモが数曲収録されているが、
私が本作を買った一番の理由は1st、2nd収録曲の「feathers fell」の
オリジナルバージョンがどうしても聴きたかったためだったが、結構失望し
た。
音質もかなり悪いので、マニア以外は避けた方がいいかも?