DEATHのデビューアルバム。
デスメタルやスラッシュメタルを普段好んで聴いている人で
知らない人はいないのではないかと思うほど超有名バンド。
バンド名から想像されるようなサウンドとは異なり、
殆どスラッシュメタルと言っても差し支えないのではないかと思うほどで、
それはこのデビューアルバムから一貫している。
しかし、本作では多くのデス/スラッシュメタルバンドの一つに過ぎなかった。
この頃のギター・ソロはアグレッシブで、あの独特のメロディーはまだ聴かれない。
LEPROSY / DEATH
セカンドアルバム。
多少ではあるが、ギター・ソロにもメロディーらしき部分が聞き取れる。
大迫力のドラムの音でサウンドのバランスが良いとは思えないが、曲は前作より好きだ。
本作には現(?)MASSACREのメンバーが参加していた。
SPIRITUAL HEALING / DEATH
元AGENT
STEEL、そしてこのDEATH脱退後、OBITUARY、CANCER等を経て、
現在はTESTAMENTに在籍しているギタリスト、ジェイムス・マーフィが
加入したことでこのバンドは大きな成長を遂げた。
DEATH史上最高傑作だという声もある本作はテクニカルで、
曲やメロディーにDEATH独特のスタイルを確立したアルバムでもある。
1曲目の「LIVING MONSTROSITY」のギター・ソロは超かっこいい!
HUMAN / DEATH
ジェイムス・マーフィとビル・アンドリュース(ds)が去り、
何とCYNICのポール・マスヴィダル(g)とショーン・レイナート(ds)、
次作にも参加したSADUSのスティーブ・ディジョージオ(b)が加わった。いづれも名手である。
この最強メンバーで制作された本作は、若干大人しくなった印象を受けるが、
さらにテクニカルになり、スピードよりも曲展開に拘ったように思う。
日本盤にはボーナス・トラックとしてKISSの「GOD OF THUNDER」が
収録されているが、ややチャックのヴォーカルがオフ気味な点を除けば、
このDEATHバージョンもかっこいい。
INDIVIDUAL THOUGHT PATTERNS / DEATH
個人的にDEATHの最高傑作だと思っている名盤で、
DEATHのサウンドに触れた最初のアルバムでもある。
最初から最後まで素晴らしい曲のオン・パレードだが、
初めて1曲目の「OVERACTIVE
IMAGINATION」を聴いた時の衝撃は凄まじく、一瞬で虜になった。
また、メンバーが交代し、ギタリストにKING DIAMONDのアンディ・ラロック、
ドラムには元DARK ANGELのジーン・ホグランが参加した。
録音レベルが若干低いが音質はクリアーで演奏は勿論、完璧だ。
こんなに凄いアルバム、他のバンドは作ることができるのでしょうか?
SYMBOLIC / DEATH
音質が向上し、ギターの音が鋭くなったので、よりヘヴィーなアルバムに仕上がっている。
相変わらず素晴らしい曲の数々で、決して前作より聴き劣ることはないのだが、
曲が以前より長くなり、多少ダレる部分があるので、個人的には前作の方がより好きである。
しかし、この完成度なら前作を愛聴している私には十分な内容だが・・・・
前作と同じメンバーで制作して欲しかったのだが、アンディ・ラロックと
スティーブ・ディジョージオが抜け、新たに2人が加入したが、
経歴などは不明。だが、前任者に劣らぬ素晴らしいプレイを聴かせてくれる。
本作発表後、バンドは活動を停止しているが、一日も早い復活を望む!
THE SOUND OF PERSEVERANCE / DEATH
復活したDEATHの待望の新作。
方向性は前作「SYMBOLIC」の延長線上のサウンドに、
変拍子を多用した複雑な曲展開を繰り広げているが、
前作で若干感じたダレる部分が本作では殆ど無くなり、より聴きやすいものとなっていて、
緊迫した曲展開とメロウなメロディーの融合させた独特の世界は、
比較するバンドが思いつかないほどだ。
そして、この複雑で緻密なサウンドを支えるミュージシャンだが、本作では、
前作や前々作等でプレイしていたような有名なミュージシャンは参加していないものの、
負けず劣らずの演奏力を持つ凄腕のプレイヤーばかりを揃えており、
さすがはメンバー選びには定評のあるチャック・シュルディナーだけあって、
一瞬の妥協も感じさせない。
ボーナス・トラックにJUDAS PRIESTの名曲「PAINKILLER」が収録されているが、
チャックのヴォーカルはちょっと失笑してしまうが、
ドラムはスコット・トラヴィスに迫る巧みなドラミングを聴かせてくれる。