激烈推薦盤


CARCASS以外の作品の中で、私が特に気に入っている作品を選び紹介します。
メタルレビューの内容と重複する箇所もありますが、
これは私個人の感想なので、「聴いてみたらつまらなかったから返金しろ!」等の
苦情・責任は一切受け付けませんので、ご了承下さい。
また、画像に問題がある場合は直ちに削除しますので、メールでお知らせ下さい。

AMOK / SENTENCED

フィンランド出身のSENTENCEDのサード・アルバム。
前作「NORTH FROM HERE」で既にメロディーを導入していたが、余り効果的ではなく低域も軽かった。
本作の特徴は、何と言ってもメロディー重視のHM然とした作風とヴォーカルを含め、
TANKの名作「HONOUR AND BLOOD」を更にメロディックにして重量感を増したような音だ。
スピード重視の人にはお勧めできないが、元々ドラマチックなHMが好きなリスナーは必聴!
一応、メロディックデスメタルバンドとジャンル分けされているが、
デスメタル的な部分はヴォーカルのみで、このヴォーカルは非常に聴き易く、しかもかっこいい。
デスメタルという言葉に抵抗を感じる人にも是非聴いて頂きたいアルバムで、
本作は、私が思い描いていた理想のHMアルバムだと思う。

 

MANTRAV / SPIRITUAL BEGGARS

SPIRITUAL BEGGARSの3rdアルバム。前作はなぜか日本未発売。
CATHEDRALと同系統の方向性を持ったバンドだが、このバンドの最大の武器は、
DEATH ORGANのペル・ウィベルイが奏でるオルガン、メロトロン等の
様々なキーボード類を屈指した卓越したアレンジ能力を持っていることで、
70年代のHRを愛聴する人も唸らせる力がある。
全曲素晴らしいが、特に気に入っているのは、
3曲目「Euphoria」と5曲目「Lack Of Morning」で、
インスト部分に挿入される怒濤の音の洪水は、鳥肌が立つぐらい凄まじく、
全HM/HRを愛するリスナーに聴いてほしい名盤だと思った。
音楽の素晴らしさに改めて気付いた一枚。


doraconian times / PARADISE LOST

PARADISE LOSTの5枚目のアルバムで、HM路線(?)最後のアルバムでもあり、
個人的には決して覆らないであろう、PARADISE LOSTの最高傑作。
  ジャケットのイメージがそのまま音になったような、
暗く重々しい雰囲気の曲調だが、非常に美しく、切ないメロディーが満載され、
ネガティブな歌詞なのに、何処か前向きな気分にさせてくれる。
前作と比べ、演奏技術と作曲能力の向上が著しく、
ゴジックメタルと呼ばれるバンドの中でも、聴きやすい部類に入るので、
初心者の方にもお勧め出来る作品である。
落ち込んだ時や苦い経験をした時等に必ず聴いている程、
私にとって本作は、癒しのアルバムでもあり、
  安らぎを与えてくれる数少ないアルバムでもある。 


REIGN IN BLOOD / SLAYER

もはや説明は要らないであろう、アンダーグラウンドの帝王 (当時)と呼ばれた
SLAYERの3枚目の作品で、記念すべきメジャー・デビューアルバム。
前2作を遥かに上回る暴力性と、その破壊力は絶大で、
数多くのスラッシュメタルバンドの中でも最も危険な香りのする、
良い意味でメジャーには相応しくない、過激な歌詞と楽曲を本作で炸裂させている。
全10曲の7曲が2分台、2曲が4分台、残り1曲が1分台の非常にコンパクトな楽曲に、
「これぞスラッシュメタルだっ!!!」と叫びたくなるような魅力が凝縮されており、
欠点すら見付からない(見付けようとも思わない)完璧な内容に仕上っている。
これほど最後まで緊張感を維持しながら聴けるアルバムも珍しく、
後続のバンドに与えた影響は計り知れない。
事実、楽曲のタイトル(NECROPHOBIC、EPIDEMIC等)を、
バンド名にするバンドも存在した程だ。
1986年の作品だが、現在もその魅力は少しも色褪せていない。